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 東京都心マンションは沸騰寸前である。都心マンションは2020年東京オリンピックまで上がり続け、オリンピックの閉会とともに下がる、という声が多い。しかし、東京五輪の後も、都心の不動産価格は下がらないという見方が出てきている。理由は、他の世界的大都市(パリ、ロンドン、ニューヨーク)の動きにある。パリとロンドンは以前から不動産の購入が困難な場所になっている。「買いたくても、売り物が出ない。住みたかったら賃貸を借りるしかない。その賃料は目の玉が飛び出るくらい高い」場所になっているのだ。高い家賃を稼げるので、余計に所有者は手放さない。虎の子のような不動産をしっかり守っている状況だ。これに対し、東京とニューヨークは不動産の売り物が出る場所だった。しかし、近年はニューヨークも状況が一変。売り物が出にくい状況になってしまった。残るのは、東京の都心部。その都心部で不動産を盛んに買っている人の中には外国人が多く含まれる。外国人は、パリやロンドン、ニューヨークの事情をよく知っているので、「東京の都心部で土地やマンションを購入できるのは今だけ」と思っているかもしれない。つまり、一度手に入れたら、手放さない可能性が高いのだ。なかでも、千代田・中央・港・新宿・渋谷といった超都心エリアは、高騰した後、高止まりする可能性がある。実際、15年10月現在、超都心エリアでは、土地の売り物が極端に減っている。これからの地価上昇を見越した土地オーナーが、簡単に手放さなくなっているのだ。  都心部の不動産を購入し易い今だからこそ購入を考えてみよう。