日本の人口は、2009年をピークに13年連続で減少していますが、その一方で世帯数は伸び続けています。
日本全国の世帯数は、調査開始（昭和43年）以降毎年増加しており、2022年1月時点では、日本人世帯は5,822万6,982世帯（＋37万2,095世帯､＋0.64％）と、大幅に増加していることが分かります。


上記が総務省が発表している、全国の単身世帯率の推移（予測含む）、下記が東京都が発表している、都の世帯割合の推移（予測含む）となります。

どちらも、2040年までは単身世帯が増加することを予測しています。
都市部で単独世帯数が増える理由としては、①高齢者夫婦の死別による単独世帯化、②生涯未婚率の増加、③離婚者数の増加、④晩婚化があげられ、①以外の理由は賃貸住宅の需要増加に繋がると考えられます。
こうしてみると、東京都、とくに中心部における賃貸需要は、少なく見ても2040年頃までは底堅いと言えるでしょう。

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