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不動産経済研究所の発表によると、2012年一年間に発売された投資用マンションは143物件、6,966戸で2011年の100物件5,298戸と比べると、物件数は43物件(43%)、戸数は1,668戸(31.5%)いずれも大幅増となった。 首都圏における投資用マンションは、超低金利や賃料収入(資産運用)期待の購入を背景に1990年代後半から2000年代前半にかけて順調に供給戸数を伸ばしていた。ファンドへの1棟売りなどによって2004年から2006年までは3年連続で減少したものの8,000戸台を維持し2007年には供給エリアを拡大して9,210戸と初の9,000戸突破を果たした。しかし、2008年以降は地価の高騰やリーマンショック等により事業者の倒産・撤退が相次ぎ、供給戸数は3年連続で大幅に減少していた。しかし、2011年には4年ぶりに増加に転じて5,000戸台に回復、2012年にはさらに増加して7,000戸に迫る供給にまで伸ばしている。今年はほぼ横ばいで推移するだろう。しかし用地の高騰、建築コストのアップなどによって物件価格がさらに上昇する恐れがあり、購入を検討しているのなら、早い方が良いだろう。