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五輪開催決定以降、日本の主要都市における再開発が加速し、不動産の価値を大きく押し上げてきました。2022年以降も全国の主要都市はもとより、特に東京においては民間活力を伴う都市づくりがますます進められていきます。
今回は東京駅周辺の再開発についてご紹介いたします。

Ⅰ.北側エリア
五輪・パラリンピックの開催を好機として、国際都市への道を目指してきましたが、その象徴ともいうべきプロジェクトが、日本の玄関口といえる東京駅周辺の再開発です。
東京駅北側で行われている再開発と言えば「東京駅前常盤橋プロジェクト」。 この「東京駅前常盤橋プロジェクト」は、メインであるA棟・B棟2つの高層ビル、C棟(地下変電所と広場)、D棟(下水ポンプ所)から成ります。A棟は2021年に完成しており、B棟は2027年の竣工を目指して現在も工事が進んでいます。 後から完成するB棟は、高さ390mの日本一高い高層ビルとなる予定です。
Ⅱ.八重洲エリア
八重洲エリアでは、2023年~2028年にかけて3棟の高層ビルと巨大な地下バスターミナルを建設予定しています。

*東京ミッドタウン八重洲
「東京ミッドタウン八重洲」は、港区赤坂の「東京ミッドタウン」、千代田区有楽町の「東京ミッドタウン日比谷」に続き、都内で3施設目となる「東京ミッドタウン」ブランドの複合ビルとなります。外観は全面カーテンウォールに覆われており、江戸城の外濠として水路があったという歴史から「Billowing Sail」をコンセプトに通過する船や帆をイメージしてデザインされているようです。
グランドオープンは2023年ですが、〈スターバックスコーヒー〉や沖縄のソウルフードポークたまごおにぎり専門店の〈ポーたま〉、ドラッグストアの〈ウエルシア〉など、地下1階に出店する13店舗のみ2022年9月に先行開業がされます。

*東京駅前八重洲一丁目東地区市街地再開発事業
A地区とB地区から成る複合ビルで、外観は高層階がガラスカーテンウォールに覆われたデザイン建築物となるようです。
国際会議や学会、セミナーなどを開催するカンファレンス施設や劇場、高度医療施設連携した初期医療施設が整備され、2025年春に竣工を予定しています。 医療施設では、病気や外傷の治療だけではなく、人間ドッグなど健康管理を行うこともできるので、ビジネスマンが多い東京駅周辺での需要は高くなりそうです。

*八重洲二丁目中地区市街地再開発事業
竣工予定は2028年と今回紹介する再開発ビルの中では最も完成が遅いビルとなっています。
低層階には商業施設、高層階にはオフィスとサービスアパートメントが入居する大型複合施設で、こちらの外観も高層化がガラスカーテンウォールに覆われており、「東京ミッドタウン八重洲」や「八重洲一丁目東地区市街地再開発事業」の外観と馴染むようなデザインとなっています。
4階にはインターナショナルスクールが設けられる予定となっており、外国人子女に高水準の教育を提供するインターナショナルスクールを導入することで、東京の国際競争力強化の一翼を担う目的がるようです。

2027年にはリニア中央新幹線の開業も予定されており、実現すれば相乗効果が高まりそうですね。

TEL: 0120-957-147