先日、日経新聞に【投資用不動産ローンに底打ちの兆し】というニュースがありました。

　日銀によると、銀行による2021年4～6月期の「個人による貸家業」への新規貸出額は、約5500億円と前年同期比より2割増加。前年同期比プラスとなったのは、実に2017年1～3月期以来となっています。1回目の緊急事態宣言下で取引が大きく減った、2020年4～6月期の反動もあるため、現実的な上げ幅は小さくなると思われます。

しかし、長期的に見ても4年ぶりに前四半期比プラスとなっており、下げ止まりの気配と捉えることができます。

　記事によるとここに来て増加に転じたのは、新型コロナ感染拡大をきっかけに、個人の資産運用への関心が高まったことがあるとのこと。
ただ、業界的にはスルガ銀行の件もあり、慎重に融資を進めていく方向に変わりは無いようです。

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