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投資不動産とマイホーム

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2018年5月1日

 不動産投資と聞くと、「空室リスク」や「家賃滞納リスク」、「災害リスク」など、「マイホーム」と比べてリスク面がすぐに思い浮かぶだろう。やはり投資である以上、リスクを伴うのは当然のことである。しかし、「マイホーム」と比べた時に、果たして「投資不動産」がよりハイリスクであると言えるかどうか、という点は慎重に考えるべきだ。マイホームは配偶者や子どもを含めた家族の生活を豊かにし、ステイタスや利便性という価値を享受する上では大変費用対効果があるだろう。しかし、将来的な家計運営の面から考えた場合に、いくつかの不安要素が出てくるように思う。  投資不動産の場合、空室リスクは抱えながらも基本的にローンの返済は家賃収入から賄う。しかし、マイホームの場合、多くの方は自身が働いて得た給与から支払うことになる。また、ローン完済後、お金のインカムベースで考えた時に、お金を生み出してくれるのは投資不動産であり、マイホームは家賃がかからないというメリットはあるものの固定資産税や修繕費を自身の給与ないし年金などから支出する必要が出てくる。不動産投資とマイホームの購入のどちらを選択すべきか迷われている方は、しっかりと家計を運用面から見直し、どちらが自身の将来設計に見合っているのかを検討して頂きたい。将来設計について分からないことがあればぜひ、弊社へご相談頂きたい。