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 線路を上下2本ずつにする「複々線」によって、小田急線の電車1本当たりの遅延が1分以上短縮されたことが17日、同社への取材でわかった。また、同社の独自調査によると、混雑率も緩和され、大幅なダイヤ改正から1か月を迎え、同社は「一定の効果はあった」としている。  複々線化は、代々木上原―登戸駅間(11・7キロ)で1989年に始まり、今年3月3日に完了。それに伴い、同社は3月17日に運行本数を増やすなどの大幅なダイヤ改正を行った。  小田急線では、混雑による慢性的な遅れが生じており、ダイヤ改正前は、4月の平日朝に代々木上原駅へ着く上り電車は、人身事故や相互乗り入れをしている他社路線の遅延を除いても、1本当たり平均で2分半程度遅れていた。一方、複々線化後は運行本数が増えて混雑率が緩和され、乗客の乗り降りがスムーズになって駅での停車時間が減るなどしたため、今月1~11日の遅れは同1分程度に縮小した。  小田急と京王はいずれも東京西部の多摩地域と新宿駅を結ぶ。電鉄大手は沿線の再開発やマンション建設に注力する。人口が減少する中、自社沿線の魅力向上をめぐる競争が目立ってきそうだ。 沿線の人気変動に今後も注目していきたい。