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 家賃保証会社のほっと保証(北海道札幌市)が9月から、外国人が使える家賃保証サービスを始めた。 2020年に控える東京五輪の開催や、近年の外国人留学生の増加などを受けて需要が拡大すると判断し、事業化した。外国人専用の家賃保証サービスの提供会社は、これまでグローバルトラストネットワークス社以外で目立って展開している会社は見られなかった。  家賃保証だけでなく、外国人入居者とオーナー・不動産会社間の意思疎通をサポートする。家主や不動産会社が外国人を迎えられやすくなるようにした。 対応言語は英語・中国語・韓国語。外国人スタッフが対応する。  今までのオーナーの悩みの一つとして、外国人とのコミュニケーションが上手くとれないことが挙がっており、外国人入居者の受け入れを渋っていたオーナーも少なくないだろう。そして、今後は日本人の人口減少や世帯数減少が叫ばれ今後空室を埋めるために苦戦を強いられるオーナーも出てくるかもしれない。安い築古物件で入居付けに苦労する可能性は決してゼロではない。しかし外国人を入居のターゲットにすれば、日本人にそう人気の高くない築古物件や駅から遠い物件、3点ユニットの物件でも好条件で満室にすることができる。  このようなサービスを利用し外国人入居を受け入れることによって、満室運営につなげるという戦略も有効と言えるだろう。  投資マンション経営は、コンスタントに賃料を得ることが最大のポイントである。こういったサービスを賢く利用し、上手く運用していく必要があるだろう。