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人口減少が進むわが国では、入居率の低下が不動産投資の大きなリスクになると懸念されている傾向があります。わずかに増加を続ける世帯数も、2023年をピークに減少に転じると予測されています。空室リスクを軽減するためには立地選択などのマーケティングが重要ですが、入居者層を広げるという発想もあります。
ここで、不動産投資家にとって追い風になるのが、東京オリンピックをはじめとする今後国内で開催される国際的なビッグイベントです。これらのイベントに期待されるのが新たな需要の呼び起こしですが、先陣を切って開催されるのがラグビー・ワールドカップ(W杯)です。

観光客数が増加することは、日本の素晴らしさを実感する外国人が増えることにつながります。その結果日本を愛し、日本に住みたい・働きたいと考える外国人も増えるでしょう。結果的に、空き家・空室問題の改善に寄与することも期待できます。つまり、ビッグイベントによる観光客の増加は、経済的な効果をもたらすと同時に、外国人に日本の魅力を伝える大きな機会にもなるのです。ラグビーW杯はそのきっかけのイベントになります。ビックイベントと関連法規が相まって訪日外国人の増加に拍車をかけることが期待されます。

ラグビーW杯が持つ魅力について
日本では野球やサッカーに押され、いまひとつ人気が低いラグビーですが、実はラグビーW杯はオリンピック、サッカーW杯と並ぶ世界3大スポーツ大会のひとつと言われている大きな大会で、世界中から多くの観客が集まってきます。今回も販売済みチケットのうち、海外の購入者が約3割を占めており、約41万人もの訪日客が想定されているのです。ラグビーは試合の間隔が長いため、大会の開催期間は44日間にも及びます。これは東京オリンピックの17日間の倍以上の長さになります。自国のチームを応援する観客の多くも長期間の日本滞在となるため、試合の合間に観光などをする観客も多いと予測されています。
訪日観光客数は、中国、韓国、台湾の順に多いですが、W杯ではそれ以外の地域、特に地理的に遠い国々から多くの観客が来ることになり、より幅広い外国人に日本の魅力を知ってもらう良い機会となります。

不動産投資への影響について
今後観光客や外国人労働者を取り込むことにより、外国人入居者を取り込むことによる稼働率のアップを期待できます。今年4月には改正入管法が施行され、国内で合法的に働く外国人の労働環境も整備されますが、今後日本に居住する外国人が増えれば、賃貸住宅にも外国人入居者が増加し入居率アップが期待できる可能性が高いです。そして、日本好きの外国人を受け入れる姿勢が新たな不動産投資の機会を生み、成功する可能性を広げます。

ご興味がある方は、是非一度ご相談ください。