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国土交通省は2016年4月、リフォームを行う中古住宅を対象とした長期優良住宅の認定制度を始める方向だ。融資と、ハウスメーカーや中小工務店向けの補助制度の特例措置を講じる。  長期優良住宅の認定制度は、新築が先行する形で09年に創設。中古に関しては、13年度から補助事業「長期優良住宅化リフォーム推進事業」を通じて認定基準が検証されてきた。 中古の認定制度の性能項目は、新築と同様に(1)劣化対策(2)耐震性(3)可変性(4)維持管理・更新の容易性(5)バリアフリー性(6)省エネルギー性(7)居住環境(8)住戸面積の8つ。各項目における基準は、同じく4月に改正予定の住宅性能表示制度の基準を準用。項目別に満たすべき等級などは、前出の補助事業の「Sクラス」相当になる。またリフォームの実施が原則だが、それが難しいケース向けに代替措置を設定。例えばスラブ下に配管が敷設されている場合、将来的な更新を計画に位置づければ維持管理・更新対策等級の必要基準を満たしていなくてもよい、とする。なお住宅性能表示制度は、建築物省エネ法の制定を踏まえて改正。断熱等級と一次エネルギー消費量等級を加え、同法の基準を引用すると共に、劣化対策等級も追加する。  中古マンションをご検討の方は、弊社リアルユナイテッドへお問い合わせください。