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マイナス金利導入後からローン金利はいまだ低金利で推移しており、金利タイプの選択は「変動」「固定」は悩むところです。
金利は大きく「変動金利」と「固定金利」の2つのタイプがあります。
まずは、それぞれの金利タイプの特徴を把握することが大切です。
変動金利と固定金利どちらを選択すればいいのか?
このブログを参考にしていただければと思います。

変動金利について

変動金利は返済途中に定期的に金利が見直されるタイプのローンです。
一般的には金利タイプの中では金利が一番低く設定されています。

メリット
固定金利よりも金利が低めに設定されている
今後金利が上昇しなければ、ずっと低金利を享受できる

デメリット
将来金利が上昇するリスクがある
金利が上昇すれば返済額も上昇し返済が苦しくなる不安がある

固定金利について

固定金利はローンを借り入れた時からあらかじめ決められた期間において金利が固定できるローンです。固定金利には「固定金利期間選択型」と「全期間固定金利型」があります。固定金利期間中は世の中の金利水準がどれだけ上昇しても、金利は見直されないため返済額は変わりません。

メリット
金利が固定されている安心感がある
返済額が変わらないので収支計画が立てやすい

デメリット
変動金利より金利が高めに設定されている
今後低金利で推移すれば変動金利より返済額は多めになる

不動産投資なら変動金利がお奨め

現在、金利は史上最低レベルで推移しています。
通常、金利が低い時には長期で固定金利のローンを組むのが資産運用のセオリーです。不動産物件も最低金利と言える金利のまま固定しておけば安定的な運用ができるでしょう。
ただし、注意すべきなのは、不動産物件は途中で売却する可能性もあるということです。
特に個人で物件を取得する場合は取得から5年超で長期譲渡になります。
長期譲渡になると譲渡して得る所得に対して課せられる税率が約40%から20%へと下がるため、その時々の状況によって売却が現実的な選択肢になってきます。

その場合、固定金利の20年などの長期ローンを組んでいると、途中解約ということになり、大半のケースで違約金がかかります。違約金は不動産取得時の金利、売却時の金利、借入期間などによって決まりますが、いずれにしても不動産投資は融資額が大きいため、違約金も数百万円という額になってきます。
仮に本業の業績悪化などによって物件を売却せざるを得なくなった時などは、この違約金が大きな負担となってくるでしょう。 つまり、途中売却の可能性がある不動産投資では変動金利を選ぶほうが良いというのが結論です。
あるいは5年以内の短期固定金利も選択肢に入ります。

当社では経験豊富なスタッフがお客様の状況にあったローンをご提案しておりますので、興味のある方は是非、一度ご相談下さい。